犬は汗をかく?
2009 年 11 月 27 日 金曜日セミナーで犬は汗をかくのか?という質問をすると返ってくる答えは「足の裏」です。答えは合っています。が、足の裏だけではありません。
まずは人間にたとえてお話をします。
人間の場合、体温が上昇すると体温調整のために汗をかきます。
この汗はエクリン腺(小汗腺)から出る汗です。この汗腺は全身にあり、機能しています。
しかし、人間は体温調整以外のときにも汗をかきます。
「冷や汗」や「緊張したら手に汗握る」など、感情や刺激に反応してでる汗です。
この汗はアポクリン腺(大汗腺)からでる汗です。この汗が主に機能しているのが、耳裏・脇の下・乳首周り・陰部などで、体臭と呼ばれるニオイを放つ場所になります。
哺乳類には、このアポクリン腺が全身の毛穴の中ににあり、脂質やタンパク質などを多く含む乳白色の分泌物を皮膚上に分泌します。
この資質やタンパク質が体臭の原因なんです。
では犬の場合はどうでしょう?
犬や猫、小動物など哺乳類は全身にこのアポクリン腺があり、様々な刺激により、毛穴からこの汗をかいています。そして人間と同じように脂質やタンパク質などを多く含む乳白色の分泌物を分泌するので、犬臭くなったりします。
以上のことから犬は体温調整のために汗をかくことはありませんが、様々な刺激を受けることで、毛穴からニオイのする汗をかいているということです。
答えは「犬は全身に汗をかく」です。
では汗をかくことにより、どのようなことが起きるのでしょうか?
それは次の機会に。

